ロゴ画像 水平構面補強金物

火打ちレス金物

  • ハウスプラス確認検査(株) 床(屋根)倍率評価取得 HP評価(木)-21-001

概要

吹き抜けから火打ち材をなくす 空間デザインの可能性が拡がる

吹き抜けのある住宅において、吹き抜けに火打ち材が構造上必要となり配置されることがあります。そうした場合、火打ち材が見えてくることからスッキリした吹き抜け空間にさせることが難しくなります。
そこで火打ち材の代わりに吹き抜け空間から見えずに水平構面を補強できる火打ちレス金物を考案しました。
火打ちレス金物はシンプルで美しい空間を実現する意匠性と、建物の安全性を確保する構造耐力を両立できる金物です。

特長

  • 主に吹き抜け空間の火打ち材を無くしてデザイン性の向上や採光確保の利用、及び階段部や2階浴室など水平構面の形成が難しい箇所に利用できます。
  • 区画の大きさによって水平構面の床倍率(許容せん断耐力)を評価しています。
    ※ハウスプラス確認検査(株)により評価取得
  • 適用する構面区画の大きさによって金物を「2隅」か「4隅」に配置し、専用ビスで取り付けるだけの簡単施工となります。
  • 間柱取付用の穴や外付けホールダウン金物のボルト用の穴もあります。
  • 間柱は【間柱受金物(別売)】を使用していただくと金物と木材をビスで留め付ける簡単な施工で取り付けることができます。
  • 火打ちや構造用合板など、平成13年国土交通省告示第1347号に定める床組を併用することも可能です。その場合それぞれの床倍率を加算することができます。

構面仕様一覧

金物仕様

寸法 700mm×700mm×103mm
材質 SS400(JIS G 3101)t12mm
表面処理 黒色カチオン電着塗装(18μm以上)
下地:電気亜鉛めっき(JIS H 8610)
入数 2枚(別梱包にて専用ビスL65:48本入)
接合具 専用ビス(L65)24本/枚

間柱受金物(別売)

特長

  • 火打ちレス金物が取り付く箇所の間柱納めに使用できます。
  • 間柱の特殊な加工は必要ありません。
    ※横架材天端面または下端面から間柱の材長を12mm短くする必要がありますのでご注意ください。
  • 30mmまたは45mm幅の間柱を取り付けることができます。
  • 間柱欠きが無くても取付けることができます。

仕様

寸法 80mm×40mm×29.5mm t2.3mm
接合具 横架材側:専用ビスL30:2本
間柱側 :専用ビスL30:2本

隅角穴用 間柱受金物(別売)

特長

  • 火打ちレス金物が取り付く箇所の隅角部に使用できます。
  • 間柱の特殊な加工は必要ありません。
    ※横架材天端面または下端面から間柱の材長を15.2mm短くする必要がありますのでご注意ください。
  • 30㎜または45㎜幅の間柱を取り付けることができます。
  • 間柱欠きがなくても取り付けることができます。

仕様

寸法 84.5㎜×103㎜×40.7㎜ t3.2・t4.5
接合具 横架材側:専用ビスL45:2本
間柱側 :専用ビスL30:2本

Q&A

誰でも使用できますか?

オープン金物ですのでどなたでもご使用いただけます。
お問い合わせ先:株式会社タツミ 住宅資材営業部 TEL 0258-66-5515

火打ち材の代わりに使えますか?

区画の大きさによって水平構面の床倍率(許容せん断耐力)を評価しております。区画内の火打ち材を省略することができます。

火打ち材と同様に「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」((財)日本住宅・木材技術センター)に記載されている「○○m2以下に1本:○○kN/m」の考え方で水平構面の耐力を計算できますか?

区画の大きさによって水平構面の床倍率(許容せん断耐力)を評価しておりますので、火打ちレス金物1箇所での耐力を評価しているわけではありません。したがって「○○m2以下に1本:○○kN/m」でのご使用はできません。

仕様規定で使用はできますか?

評価されている「火打ちレス構面」は仕様規定の条件に満足している「構面区画」もあります。
※すべての構面区画ではありません。
条件を満足していますが、建築主事の判断によるところもあります。またそれらの内容は評価範囲外となりますので、仕様規定で使用する場合は設計者様のほうで適宜ご検討ください。
※詳細は【火打ちレス金物 技術資料】の『参考資料 1.仕様規定で火打ちレス構面を採用する場合』をご参照ください。

第三者機関で評価されている金物でしょうか?

ハウスプラス確認検査株式会社により「床(屋根)倍率評価」を取得しております。

建物をすべて金物工法にする必要がありますか?

火打ちレス金物で形成する床構面を金物工法(テックワンP3)で計画していただければ、その他を別の工法(在来工法など)で計画されても構いません。

横架材仕口の接合部は「テックワンP3」以外の金物で接合してもいいですか?

テックワンP3(TH-18以上)以外は適用範囲外です。

「柱勝ち」部に火打ちレス金物は配置できますか?

「柱勝ち」部への配置は適用範囲外です。「梁勝ち」部のみを適用範囲としております。

火打ちレス金物を不整形の構面に「3ヶ所」配置はできますか?

火打ちレス金物は「2ヶ所」または「4ヶ所」配置の整形(正方形・長方形)で評価しております。不整形や「3ヶ所」配置は適用範囲外です。

※詳細は【火打ちレス金物 技術資料】の『技術資料 4.火打ちレス金物配置部の構造説明図・5.水平構面(火打ちレス構面)の適用範囲』をご参照ください。

火打ちレス金物を「2箇所」配置する場合、対角に配置できますか?

対角での配置は適用範囲外です。

※詳細は【火打ちレス金物 技術資料】の『技術資料 4.火打ちレス金物配置部の構造説明図・5.水平構面(火打ちレス構面)の適用範囲』をご参照ください。

使用樹種はスプルース以外を使うことはできますか?

スプルース集成材(E105-F300)以上の樹種及び強度であれば運用いただけます。

集成材以外(LVLや製材など)は使うことができますか?

集成材かつスプルース(E105-F300)以上の樹種及び強度で運用してください。その他は適用範囲外となります。

火打ちレス金物配置部に取り付く柱材は金物板厚分短くなりますが、柱頭柱脚部のパイプ金物の接合部耐力値は変わりますか?

変わります。柱が短くなることでドリフトピンの端距離も短くなりますので、パイプ金物の接合部耐力は「めり込み防止プレート仕様 耐力一覧表」から耐力値を運用してください。
※詳細は【火打ちレス金物 技術資料】の『参考資料 3.火打ちレス金物配置部のパイプ金物の耐力値について』をご参照ください。

柱頭柱脚部のパイプ金物の接合部耐力が足りない場合はどうしたらいいでしょうか?

外付けホールダウンを使用してご対応ください。火打ちレス金物には外付けホールダウンに使用するボルト用の穴もあります。
※外付けホールダウンを取り付ける際は、パイプ金物やドリフトピンなどの干渉に注意

間柱はどのように納めますか?

技術資料に間柱の加工例や間柱受金物の施工例を記載しております。
※詳細は【火打ちレス金物 技術資料】の『参考資料 4.間柱の納め方についての一例』をご参照ください。

火打ちレス金物があることで床合板が貼れないがどうしたらいいですか?

横架材側面に際根太を打ち込み、床合板を施工する方法があります。
※詳細は【火打ちレス金物 技術資料】の『技術資料 8.火打ちレス金物の施工仕様 (2)他の床組等と併用する場合の施工例』をご参照ください。

火打ちと火打ちレス金物(両面配置)を併用する場合、出隅部で使用できますか?

【火打ちレス金物 技術資料】の『技術資料 8-(2)-d)参照』にあるように、火打ちと火打ちレス金物(両面配置)を併用する場合は、火打ちレス構面内に配置される火打ちの反対側に面外曲げ防止材として、「火打ち」もしくは「繋ぎ材」を設けることとしております。
そのため出隅部ですと構面の反対側に面外曲げ防止材を設けることができませんのでご使用できません。

筋かいを取り付けることはできますか?

火打ちレス金物が配置されている箇所には、柱と筋かいへ2点で留め付ける筋かい金物(柱施工型筋かい金物)であれば納めることはできます。
ただし柱施工型筋かい金物は「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」((財)日本住宅・木材技術センター)に記載されている、柱頭柱脚接合部の引張とせん断の複合応力の検討を行う必要があります。
検討内容、方法等は評価範囲外となりますので設計者様のほうで適宜ご判断ください。
※詳細は「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」((財)日本住宅・木材技術センター)「2.4.4 柱頭柱脚接合部の許容引張耐力の検定」を参照。

火打ちレス金物が配置されていても面材耐力壁を真壁にすることはできますか?

枠材の留め付けが真壁面材耐力壁の仕様から外れるため、真壁には対応できません。大壁のみの対応となります。

タツミサポートセンター

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