フンデガー・ロボット・ドライブを新たに導入

最新機器の導入で特殊加工の合理化を実現

今年10月に6軸制御ロボットアーム式の全自動特殊加工機「フンデガー・ロボット・ドライブ」を導入し、特殊サイズ・特殊形状の加工対応を強化しました。

新規導入したフンデガー・ロボット・ドライブ

 「フンデガー・ロボット・ドライブ」は、独立した丸鋸ユニットと16連装ツールチェンジャーに6軸制御ロボットアームが組み合わさることにより、反転装置なしで前後面、左右面、上下面の加工に対応できることが特長となっています。

 前世代機のK2iと比較してトータルで約1.3倍の生産性を実現し、さらに、制御部分も大幅にアップデートされて自在性もさらに向上しています。

 蟻、鎌加工等の基本的な在来工法や各種金物工法、2×4工法などの一般的なプレカットはもちろん、大断面材やCLTなどの特殊加工も行うことができます。

 投入可能な断面寸法は最小で20㎜×50㎜、最大で300㎜×1,300㎜、最大投入材長は標準で10mとなっています。これにより、既存機では加工ラインに流すことができず、手加工で対応せざるを得なかった長尺材の機械加工を行うことができるようになりました。

量産ラインの生産スピードとフンデガー機の自在性を最大限に活用できる環境が構築されたことにより、あらゆる物件対応において合理的な生産が可能となりました。